絵描きの日記

考える絵描きの旅の記録や近況報告。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年はこんな年

11月の初めからデザインフェスタやCOMITIA、路地裏ガレージマーケット、銀座と神楽坂でそれぞれグループ展など、このブログを更新するネタには困らなかったはずなのですが、僕自身も引っ越しをしたり会社を退職したりと、色々とアクションを起こしていた時期…

自分の絵を人に売れるようにする具体的な3つのポイント

絵の内容は素晴らしいのに、絵が売れない。 それって、絵を買うという文化が日本に浸透していないこともあるかも知れないけど、作品をつくる側にも配慮が足りない部分があるんじゃないでしょうか? この記事では、絵を描く側から行うことができる配慮として…

絵画、パフォーマンス。ジャンルとしてのスプレーアート

まずは(勝手に)言葉の定義~。 スプレーで描かれた絵と言うと、多くの方がまず想像するのは一般に「グラフィティアート」と呼ばれるものではないでしょうか。 1.グラフィティアート:反社会的チンピラの示威行為・落書き、さびれたシャッター街の活性化…

自己紹介。AKIとはこんな人間です。

僕は子供の頃から絵を描いたり、工作するのが大好きです。 小学校低学年のときにはドラゴンボールの悟空やドラゴンクエストの勇者を描いて友達におだてられたり、ポッキーなどのお菓子の箱で大型トラックを作って地区のコンクールに入賞したりしていました。…

見れば三文の得展 展示会をして気づいたことや、レンタルギャラリー探し

8月末はTwitter繋がりのかずさんといぶかさんとの三人でグループ展、見れば前向きな気持ちになれる「見れば三文の得」展を開催しました。 楽しかったーーー。今年の相変わらずの酷暑の中、お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。 始まりました。…

自分でアートを買って気づいたこと色々

先日、絵を購入しました。 買った場所は神奈川県の横浜市保土ヶ谷にあるAPG free styleさんというギャラリーで、一階の居酒屋カウンターに飲みに来たお客さんが二階のギャラリーへ自由に、そして気軽に観に行けるという独特のスタイルのお店です。 そこに展…

日本にはアートの文化がない。なので作ろうと思う。

日本にはアートの文化がない。 何をアートと捉えるかによっても話は変わるかもしれませんが、少なくとも一般の人には(文房具や家具などの生活品のデザインを楽しむということは除いて)純粋に「アート作品を買う」という文化が根付いていません。 これを証…

繋がる時代にできたギターペイント

7月は絵の展示会など出展するイベントの予定はなく、中旬には海外出張があったりして、あんまり絵描きとしての活動の進展はないかな~なんて思っていたのですが、そうでもありませんでした。 夜、出張先のホテルでくつろぎながらぽちぽちスマホをいじってい…

絵の価格を決めるときに知っておきたい事実

最近はありがたいことにリクエストを頂いて絵を描くことが増えてきたので、オーダーメイドを受け付ける際の詳細についてまとめたページをつくりました。 価格については、だいぶリーズナブルに設定したつもりです。 デパートや大きな画材屋さんで売っている…

もっと絵を気軽に。池袋西口公園フリマ、APG FREESTYLE出展

先週末は6/23の土曜日に池袋西口公園で行われたフリーマーケット「西の楽市」に出展してきました。あいにくの天気で一時間半しか居られませんでしたが。梅雨だしなぁ。 しかしそのたった一時間半の間に、結構な人数の方にお声かけ頂きました。すごく好感触。…

僕が描きたい絵のコンセプト なぜこのような作品をつくるのか

僕の作品には、「境目」をテーマにしたものが多いです。 昼と夜の境目 今日と明日の境目 黄昏時 (Title:明日) (Title:良い予感) もしくは この世とあの世の境目 この世界と宇宙の境目 現世と夢 (Title:あの先にある何処か) (Title:夢で見た景色)…

スプレーアートをする上で間違いなく一番大事なこと

タイトルの通り、スプレーアートをする上で間違いなく最も重要なことをお伝えします。 それは、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、 防毒マスクを買うこと。 これは間違いない。 入口は狭そうに見…

考えるべきなのは、何故やるのかと、どうしたら出来るのか

たまには時事ネタでも。 アメリカで別姓のままご結婚された夫婦が、「自分たちが公的に結婚していることを証明出来るようにしてほしい」と日本国を訴えているニュースがTVで流れていました。 なんで別姓に出来ないんだろう? あんまり首突っ込んだことないけ…

アート系のフリーマーケットに出展してきました

この6月は、アート系のフリーマーケットのような、青空の下で行われるイベントに3ヵ所ほど、出展登録しました。 今日までにすでに出展したイベントは以下の2つ。 6/9(土) 東京都 八王子 手仕事アートマーケット 6/17(日) 埼玉県 大宮 画家の小道 今週の予定…

絵に作者のサインは必要か?

作品を売るようになった最初の頃、悩んだことの一つが、創った作品にサインを入れるべきかどうか、ということでした。 僕は正直、重要なのは絵そのものであって、サインなんて必要ないだろうと思っていました。サインなんて入れなくても、自分はこれでこの絵…

絵のことはわからない? もっと気軽に考えてください

~アート系のフリマにて~ 「この一番小さいサイズの原画は3000円でお売りしてます。」 「3000円って聞くとな」 「お高いですか?」 「いや、俺、絵のことはわかんないからさ」 (去る) ~よく行くお店の店員との会話~ 「ホームページ見たよ」 「ありがと…

創意工夫して描く、スプレーアートの描き方いろいろ

絵描きはあまり、自分の制作技法を人に教えてはいけないと言われることがあります。独特の透き通る画風で有名なパリの寵児・藤田嗣治は、自身の作品の「乳白色の肌」の秘密を生涯にわたって一切語りませんでした。西洋画壇で絶賛された絵のノウハウなんての…

働きながら、海外でバスキングする方法

オーストラリア・メルボルンに行き、ストリートアートの本場を観光するついでに自分もバスキング(路上パフォーマンス)を行おうと決めた翌日、具体的な旅のプランを決めました。 なんたってこれからやろうとしてるのはただのバスキングではありません。 ふ…

作品のバックボーンを示すこと

先日メルボルンに短期旅行したときは面白いように絵が売れました。 自分が気に入ったものならお金を払って絵を買うっていう行為が、オーストラリアの人たちにはとても自然な感じ。 でも日本だって、上から下までみんな絵が好きな国のはず。 ただ、 実際に販…

メルボルン弾丸バスキングツアーを記す

2018年5月、ゴールデンウィーク休暇を使ってオーストラリア・メルボルンへ行ってきました。 僕は普段、ほとんど旅行に興味がありません。 行ったら行ったで楽しむと思いますが、なんだか、ただ有名な場所に行く、風景を見る、というだけではふんぎりがつかな…

春の連続イベント終了。青山風景画グループ展、オーストラリア弾丸バスキングツアー、そしてデザインフェスタ Vol.47。

デザインフェスタ Vol.47 終了…! 出展者、ご来場の皆様、そしてスタッフの方々、お疲れ様でした^^ この春は、 お誘い頂いた青山外苑前 Art & Space ここから 様での 風景画展(4/24~28)にはじまり、 オーストラリア メルボルン 弾丸バスキングツアー(4…