絵描きの日記

考える絵描きの旅の記録や近況報告。

絵の描き方

自分の絵を人に売れるようにする具体的な3つのポイント

絵の内容は素晴らしいのに、絵が売れない。 それって、絵を買うという文化が日本に浸透していないこともあるかも知れないけど、作品をつくる側にも配慮が足りない部分があるんじゃないでしょうか? この記事では、絵を描く側から行うことができる配慮として…

絵画、パフォーマンス。ジャンルとしてのスプレーアート

まずは(勝手に)言葉の定義~。 スプレーで描かれた絵と言うと、多くの方がまず想像するのは一般に「グラフィティアート」と呼ばれるものではないでしょうか。 1.グラフィティアート:反社会的チンピラの示威行為・落書き、さびれたシャッター街の活性化…

繋がる時代にできたギターペイント

7月は絵の展示会など出展するイベントの予定はなく、中旬には海外出張があったりして、あんまり絵描きとしての活動の進展はないかな~なんて思っていたのですが、そうでもありませんでした。 夜、出張先のホテルでくつろぎながらぽちぽちスマホをいじってい…

僕が描きたい絵のコンセプト なぜこのような作品をつくるのか

僕の作品には、「境目」をテーマにしたものが多いです。 昼と夜の境目 今日と明日の境目 黄昏時 (Title:明日) (Title:良い予感) もしくは この世とあの世の境目 この世界と宇宙の境目 現世と夢 (Title:あの先にある何処か) (Title:夢で見た景色)…

絵に作者のサインは必要か?

作品を売るようになった最初の頃、悩んだことの一つが、創った作品にサインを入れるべきかどうか、ということでした。 僕は正直、重要なのは絵そのものであって、サインなんて必要ないだろうと思っていました。サインなんて入れなくても、自分はこれでこの絵…

創意工夫して描く、スプレーアートの描き方いろいろ

絵描きはあまり、自分の制作技法を人に教えてはいけないと言われることがあります。独特の透き通る画風で有名なパリの寵児・藤田嗣治は、自身の作品の「乳白色の肌」の秘密を生涯にわたって一切語りませんでした。西洋画壇で絶賛された絵のノウハウなんての…

作品のバックボーンを示すこと

先日メルボルンに短期旅行したときは面白いように絵が売れました。 自分が気に入ったものならお金を払って絵を買うっていう行為が、オーストラリアの人たちにはとても自然な感じ。 でも日本だって、上から下までみんな絵が好きな国のはず。 ただ、 実際に販…

メルボルン弾丸バスキングツアーを記す

2018年5月、ゴールデンウィーク休暇を使ってオーストラリア・メルボルンへ行ってきました。 僕は普段、ほとんど旅行に興味がありません。 行ったら行ったで楽しむと思いますが、なんだか、ただ有名な場所に行く、風景を見る、というだけではふんぎりがつかな…